イー・ボイスクリニック(声のケアと治療を考える会)e-Voice Clinic

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2010年1月27日(水)文化放送 「週刊エンター」


月曜から金曜までひとつのテーマを追いかけます「週刊エンター」。
今週のテーマはこちらです。


「声の魅力に迫る! 〜 ソコダイジナいい声!」

「モテ声」になったら人生が変わるかも?
人の第一印象の約4割を決める「声」
いい声をゲットして、素敵な人になりたーい!
今週はそんな「声の魅力」に迫ります。
三日目の今日は「声のアンチエイジング 最先端医療!!の巻」です。

声を若返らせることはできるのか、専門の方に伺ってみたいと思います。
東京医科大学 耳鼻咽喉科教授の 渡嘉敷亮二(とかしき りょうじ)先生に
お電話がつながっています。


おはようございます。
 


おはようございます。渡嘉敷です。
よろしくお願いします。


渡嘉敷先生は「声」がご専門なんですか?
 

はい、声が出にくい、つまる、かれる、などといった病気を専門にしています。
良くあるものでは声帯ポリープや、声帯の麻痺で声が出なくなるといった病気を手術でなおしたり、発声方法を直して病気になりにくくするといったこともしています。スポーツ選手のフォーム矯正のようなものですね、昨日までのお話にもありましたが、きちんと医学的な裏づけにもとづいてやるということです。


年をとるとともに、普通、声は変わっていくんですか?
 

足腰の筋力が弱ったり、皮膚の張りがなくなったりするのを同じように声も年齢によって低くなったり、枯れたり、弱々しくなります。
原因としては
・声帯表面の乾き、声を出すときは左右の声帯がこすれるので、声帯の
 表面が適度にぬれていないと良い声が出ません。お年をとると乾いてきます。
・声帯筋の筋力低下
・筋肉を包んでいる粘膜の保湿力低下に伴う弾力の低下です。


自分の好きな声になれるんですか?
 

ギターやバイオリンの音色がボディーの形により決まるのと同じで、声の音色や、響きは骨格に関係しているのでこれを変えるのは難しいですね。
ただ、高さに関しては手術は局部麻酔なので、声を聞きながら「これぐらいの声にする」と患者様と相談しながながら決めることができる。人によってはアニメの主人公のようにすることも可能ですが、いくらでも高くなるというわけではありません。人それぞれ限界があります。


年をとって声が枯れてきたような場合には、何かいい方法はありますか?

お年寄りのいわゆるしゃがれ声は、筋力の低下や渇きもありますが、ヒアルロン酸の減少が大きな要因なので、声帯にこれを注射することで声が良くなロン酸の減少が大きな要因なので、声帯にこれを注射することで声が良くなります。


お肌にヒアルロン酸がよいと聞いたりしますが、のどにもいいんですか?
 

お肌の張りがヒアルロン酸で戻るように、声帯の張りも戻ります。
老人性の声がれに対する、ヒアルロン酸注入は世界でほとんどおこなわれていません。東京医大では2009年5月から始めこれまでに10人ぐらいの人に、ヒアルロン酸注入を行っています。


声はどんなふうにかわりますか?


ざらざらして弱々しい声が、張りのある響きのある声になります。


実際に施術を受けた人も、変化は実感しているんですか?


注射した皆さん全員が良くなって満足なさっています。
電話ができなかったのができるようになったという方も数名いらっしゃいます。


医学の力は以前には考えられないようなところまで来ている感じですか?

これまで、声を出して筋肉を鍛える以外に声のアンチエイジングは不可能と言われてきました。原因によって治療法もさまざまだが、外科的方法で声を若返らせることができるようになったのは大きな進歩。最近では再生医療の立場からも声のアンチエイジングの研究が行われています。


「声」に悩みをもっている人はたくさんいるんでしょうか?
 

日本語は子音の後に必ず母音がくるので、常にのどをふるわせている状態。
のどに負担のかかりやすい言葉です。発声にもフォームが大事です。
現在スポーツやアスリートの世界では医学的な解剖や理論に基づいて「いかに早く走るか」などいろんなことが研究されていますね。
声もきちんと医学的な知識を持ってケアするべきです。それが良い声になることにつながります。


ご自身もプライベートでバンドを組んで歌っているそうですが
いい声の出し方は熟知している?

よくご存知ですね(笑)、理屈は知っていてもそれが実践できるかというとまたむつかしいですね。
普段から声を使ったり、声を仕事にしている方にはかないません(笑)

声のアンチエイジングに ご興味のある方は「東京医科大学耳鼻咽喉科 音声外来」のホームページ、または「e-ヴォイスクリニック」で検索してホームページをご覧ください。
渡嘉敷先生のお写真ものってます!


東京医科大学 耳鼻咽喉科 教授 渡嘉敷亮二さんでした。
ありがとうございました。

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